
JALが「JAL Life Status プログラム」を開始してまもなく2年。
このプログラムが始まってすぐに内容を確認・理解し、その上で環境を整えてLSP修行を開始しました。
その後は順調にLSPを獲得し続けています。
後2年くらいで「JGC Four Star」に到達することを目指しているところです。
この2年で「JAL Life Status プログラム」のルールも少しずつ変更されてきています。
しかしながら、その変更内容に関しては都度簡単に確認するだけで、LSP修行の方法の見直しは実施していませんでした。
そこで、そろそろしっかりと変更内容を確認しLSP修行方法を再調整しようとして行動を開始したところです。
それに合わせ、せっかくなのでこのブログで検討内容を纏めておこうということで投稿を続けている次第。
読んでくださる方の参考になれば嬉しいです。
現在、下記の項目に分けて随時記事を投稿しています。
1.JAL Life Status Programの基礎知識
2.Life Status Point (通称LSP)の基礎知識
*上記メニューには各記事へのリンクが貼ってあります。
今回は3回目の投稿、「飛行機搭乗でLSPを貯める方法」となります。
飛行機搭乗でLSPを貯めていく方法、効率の良い貯め方等を纏めていきます。
1.飛行機搭乗で貯められるLSP

飛行機に搭乗してLSPを獲得する。
LSP修行においては、これがLSP獲得のメイン手法の1つとなります。
(ちなみに、もう1つはJALカード利用で獲得する方法)
飛行機搭乗で得られるLSPに関して下の表に纏めておきます。

上の表を見て分かるとおり、1度条件を達成すればLSPを5ポイント獲得可能。
一度に5ポイント獲得というのは、他の多数あるLSP獲得方法の中では特に効率の良い方法の1つとなります。
大半の方法が1ポイントですから。
効率よく迅速にLSPを貯めるには飛行機に搭乗すれば良い。
そう考えておいていただければOKです。
LSP修行を行うのであれば、積極的に飛行機を利用・搭乗していきましょう。
2.注意事項・特記事項

飛行機に搭乗すればLSPを獲得出来るという単純なルールではありますが、一応注意事項・特記事項は存在します。
それを理解しておかないと、LSPを獲得出来なかったりお得な方法を見逃したりしてしまいます。
そちらをここで書いておきます。
①LSPが獲得出来ない航空券もある
飛行機搭乗でLSPを獲得出来るのは、マイル積算対象運賃で搭乗しJMBにマイル積算された場合となっています。
つまり、特典航空券のようなマイル積算対象とならない航空券の利用ではLSPは獲得出来ません。
この点は注意が必要です。
マイルを利用して安く航空券を手に入れたいが、同時にLSPも獲得したい。
そういった場合には、特典航空券を利用するのではなくマイルをe-JALポイントに変換してそれを用いて航空券を購入するようにしましょう。
ちなみに、その際は必ず10,000マイル単位で変換するようにしましょう。
そうすれば、10,000マイルを15,000eJALポイントにすることが出来ますので1.5倍の価値となりますから。
②国際線のLSP獲得単位は区間マイルが基準
飛行機搭乗によるマイル付与に関しては、付与マイル数は航空券の種別で積算率が変わってくるため一律ではありません。
しかし、LSPの基準となっている搭乗区間マイル(1,000マイル)は、航空券の種別に関係なく一律区間マイルの100%マイル数で集計されます。
国際線搭乗によって得られるLSP数の予測を間違えないよう、このことを理解しておきましょう。
また、LSP修行として国際線を利用する場合は航空券種別は影響ないので安い航空券を購入しても問題無しです。
③ジャルパックはLSPが二重加算されてお得
ジャルパックを利用した場合は、国内ツアー利用で3LSP・海外ツアー利用で10LSPが付与されます。
これ、飛行機搭乗で得られるLSPは含まれておらず別途付与されるんですよね。
例えばジャルパックで飛行機往復搭乗を含む国内ツアーを利用した場合、ジャルパック利用で付与される3LSPとは別に往復飛行機搭乗で10LSPも付与されるので合計13LSP獲得出来ます。
つまり二重加算されるわけですね。
LSP修行と言う観点で見ればジャルパックはとってもお得なので、機会があればぜひ積極的に活用していきましょう。
LSP付与数に価格は関係ありませんので、キャンペーンとかで安く利用出来る時がチャンスです😊
3.効率の良い【飛行機搭乗によるLSP修行】の実施法

LSP修行をするのであれば飛行機搭乗はメイン手法の1つになる、ということは前に書かせていただきました。
当然ですが、何も考えずにただ搭乗していると無駄に出費が増えてしまいます。
LSP修行は期間も費用もかかる修行ですので無理は禁物です。
如何に効率よく自然にLSP修行を進めるかをしっかりと考えておくことを推奨します。
まあ、お金に余裕があってそんなことは考える必要はない、というのであれば不要ですが😅
以下に効率よく進めていく方法を纏めていきます。
①飛行機利用の機会を増やすことを意識する

JAL修行を実施していてFLY-ON プログラムによるステイタス付与を狙っている方を除けば、それほど飛行機を利用する機会は多くない方が多いでしょう。
そのような方の場合、LSP修行を実施するといっても無理やり航空券を購入して飛行機搭乗することはあまりおススメ出来ません。
無駄な出費を増やすだけですから。
通常生活をおくる中で普通に飛行機を利用してLSPを獲得していくのがベスト。
ただ、遠出する際には可能であれば電車や車ではなく飛行機を利用するようにする。
それを意識していけばOKです。
②JALキャンペーンを活用しよう

JALはけっこうな頻度でキャンペーンを実施しており、国内線航空券や国際線航空券・ジャルパックを安く購入する機会が多々あります。
LSP修行においてこの時がチャンスです。
LSP付与数に価格は関係ないので、チャンスがあれば積極的に活用していきましょう。
ただ、時間や費用に余裕がない時に無理やり購入するのはおススメ出来ません。
あくまで時間・予算に余裕があり外出・旅行をしたいという時に活用するようにしましょう。
③JAL修行は回数修行で

JAL修行を実施している方は、FOP修行ではなく回数修行で進めるのがおススメです。
回数修行であればLSP修行との同時進行で効率よく修行が進められますので。
特にこれからJGCへの入会を目指している方におススメ。
その場合、毎年サファイアのステイタスを取得しながら進めるようにすれば最低50回搭乗で250LSPが獲得出来ます。
そうすれば最長で6年でJGC入会が可能となりますが、それまでの間もJGC会員と変わらない(若干良い)特典の得られるサファイアステイタスをキープ出来ます。
つまり、JGCを目指して回数修行開始した初年度からJGC会員と同等以上の特典を享受することが出来ますので。
既にJGC入会済の方がJGCプレミア以上のステイタスをキープしながらJGC Four Star以上を目指してLSP修行する場合にも回数修行がベストです。
JGCプレミア以上をキープするためには、回数修行で進めるならば毎年80回以上の搭乗が必要。
すなわち、毎年400LSP以上を獲得することになります。
かなり効率よくLSPを増やしていくことが可能です。
それに、回数修行であればJALのキャンペーンをフル活用することが可能です。
回数修行・LSP修行に航空券価格は関係ありませんから、キャンペーンで安く航空券を手に入れられるのは最高のチャンスとなりますので。
FOP修行の場合だと、キャンペーンはFOP単価が増加するだけで役に立ちませんしね。
④FOP修行者はLSPを意識せず進めよう

回数修行ではなくFOP修行をしている方、その場合はあまりLSPを気にする必要はありません。
FOP修行として最適な計画をたててそれに基づいて修行をしていきましょう。
LSPまで考慮して修行手順を検討し始めるとどんどんとややこしくなるだけですから。
FOP修行をした結果LSPも同時に稼ぐことが出来た、という程度で考えれば良いかと。
まあ、予算・時間に問題が無いようでしたらFOPとLSPを同時に稼いでいけば良いともいます。
FOP獲得効率・FOP単価・LSP単価を考えず、ただ行きたいところに飛行機で訪問してOK。
それを目標のFOP数に到達するまで繰り返していけばLSPもより多く獲得出来るでしょう。
そういった制限のない自由な修行、私もやってみたいです😅
ちなみに、私もFOP修行をしている身です。
本当は回数修行で進めたいのですが、それが出来なくて・・・
回数修行はFOP修行よりもより多くのフライト日程・時間を確保する必要が生じてしまいますが、色々とあってそれが難しいためFOP修行にしています。
予算・時間とも余裕があってFOP単価・LSP単価も無視して自由気ままに修行する。
そんなことが出来るようになりたいものです・・・
⑤LSP修行は国内フライト中心で

LSP修行と言う観点で見ると、LSP単価は国内フライトの方が海外フライトよりも圧倒的に小さくなります。
LSP修行を目的として海外フライトを行うということはあまり推奨出来ません。
予算・時間に余裕があってLSP単価を気にしない、という場合は別ですが😅
航空券種別(価格)に関係なく、LSP付与の基準は一律。
そのことから、とにかく搭乗すれば5LSP付与される国内線を使ってLSP修行を進めることを推奨します。
海外フライトを利用するのは、海外に用事がある時・海外旅行をしたい時に限定するのが良いかと。
4.最後に
今回は飛行機搭乗でLSPを貯める方法に関して纏めました。
飛行機搭乗によるLSP付与に関するルールは単純なものですが、それでもちょっとした注意点はあります。
また、効率よく安価にLSPを獲得していくためにはそれなりに考えておくべきことがあります。
その辺りについて纏めておきましたので、少しは参考になるのではないかと思います。
私は毎年JAL・FOP修行を実施しておりそちらを中心に計画・活動していくことにし、LSP修行についてはFOP修行の結果任せということにしています。
本当は回数修行としたいのですが、どうしても日程的に難しくて・・・
まあ、余裕がある時にFOP単価を気にしないフライトを追加して少しでもLSPを多く獲得するという方針で進めていく予定です。
次回は金融・決済でLSPを貯める方法を纏める予定です。
飛行機搭乗によるLSP獲得と比較すると、こちらの方はある程度計画を立てて環境を整えたうえで行動していく必要が生じてきます。
つまり、色々と考えて行動すべき項目が増えてきます。
最新のJAL Life Status プログラムのルールに基づいて自分自身の活動方法の見直し・再検討も実施しながら纏めていく予定ですので、皆さんの参考にもなると思います。
次回もまた読んでいただけたら嬉しいです。